タバコ

生まれて初めてタバコを吸ったのは、中学１年生か２年生の時だったかな。
悪ガキ仲間は小学生の時から吸っていて、一緒に遊んでる時に吸わせてもらった記憶がある。
初めて吸った時は、脳味噌がグラグラして辺りが真っ白になった。
貧血で倒れる時と同じ感覚。

それ以来、近くの小学校の体育館裏で放課後にたむろしてタバコを吸うのが日課だった。

何人も同級生を悪の道へ誘うためにタバコを吸わせもした。
先生に見つかり、親にも見つかり、警察にも見つかり、たくさん怒られた。

あれからもう何年も経った。
誰にも怒られはしないが、煙たがられるのは変わらない。
たぶん止められないから禁煙もしない。

セブンスターは220円だった。

百害あって一利なし。

NAO/YUKI

私利私欲

人間誰でも私利私欲を持って生きている。
それが金であったり、性であったり、名誉・名声であったり様々だが、それらの均衡を保つのは理性であり、相手との信頼関係とも言える。

泥棒をする人は、友人だろうが家族だろうが関係ない場合もある。
友人の恋人を寝取る人もいる。
高い地位に就く人は、誰かを騙したり蹴落としてのし上がる。

欲はあるがそこまでする気にはなれない。
やはり社会の常識の範囲で生きていたいと願う。

NAO/YUKI

秋

近頃暖かくてビールが美味い。
秋は色々楽しみがあって好きだけど、やっぱり冬の到来に怯えながらだから心の底から楽しむことはできない。

今日みたいな日はさっさと寝てみるのもいいだろう。

寝ます。
おやすみ。

NAO/YUKI

宇都宮動物園

今日は宇都宮動物園に行ってきた。
いやあ、噂以上にさぶい動物園だった。

入場口から昭和の雰囲気がたっぷり。
動物達がどうも元気ないし、何より汚い。
でもお目当てのシロフクロウに会えてよかった。
誰も注目していなかったが。

併設している遊園地がまた凄かった。
30年前の遊園地そのもの。
昔デパートの屋上にあった遊具がたくさんあり、タイムスリップしたようで何だか楽しかった。

しかも客がみんな生き生きした笑顔で楽しんでる。

う～ん、楽しいならそれでいいか。
恐らく10年後も今と同じ形なのだろう。

入場料1,000円はある意味安かった。

NAO/YUKI

専業主人

俺の夢。
専業主人。

もちろん専業主婦などとは訳が違う。
職業を持たないまでは同じだが、中身が違う。


まず、朝は起きない。
起こされても「あと５分」と言い続ける。

昼頃目覚め、いいともを観ながらまずはビールを空ける。

腹が減ったらコンビニで弁当とビールを買い、近所の公園で食う。

家に帰ると疲れたので昼寝をする。

夕方目が覚め、ニュースを観ながらビールを空ける。

家族が帰宅する。

「おい、飯！」と夕食の指示を出す。

夕食を食いながら、子供たちの学校での話を聞きながら説教をする。

ビールを飲みながらテレビで野球観戦する。

家族が寝だしたら夜の街へ繰り出す。

店のねえちゃんとアフターを楽しむ。

ねえちゃんに家まで送らせる。

疲れたから寝る。



これぞ専業主人の一般的な日常だ。
まさに21世紀の男の生き様。

専業主人 NAO/YUKI

焼肉

かつては週一で行っていた焼肉。
今では半年に行くか行かないか。

飲みに行くことも月に１～２回程度に激減した。

健康にもお財布にも良いことだが、やはり寂しいことだ。

最近、飲んだ次の日に熱を出したり頭が痛くなることがある。
焼酎を飲めばそういうことはないのだが、ひたすらビールを飲むとどうも体が受け付けないようだ。

つまみもさっぱりした物を好むようになり、脂っこい物はあまり箸をつけない。

まずい。
おっさんじゃないか。

でも最近ウエスト周りが減ってきた。
健康第一。

NAO/YUKI

無駄

「あなたといる時間が無駄です」
という手紙を渡され最後通告を受けた可愛そうな奴が高校生の時にいた。
それ以来、彼は「ムダ」呼ばわりされたが、今では仲間内では最も高給取りとなっている。

無駄な人など本来いないのだろうが、大きく見れば誰だって無駄だ。

エネルギーを消費し、時間と金を浪費し、他人を不幸にする場合もある。

彼のように、一緒にいる時間が無駄と言われる場合もあるだろう。
そもそも、誰かにとって無駄かどうかは自分では計れないものだ。
それを言ったら、そんな手紙を書くこと自体無駄であって、無駄な男に無駄なことをしているあんたが一番無駄だ！と今なら突っ込んでやるが、当時はテレビドラマでもお目にかかれない代物に出くわしてゲハゲハ笑ったものだ。

人を笑わすということはそれだけで価値があるから、ムダ君は無駄ではなかったのだ。


なんか最近昔話ばかりだ。

NAO/YUKI

ビデオカメラ

先日、念願のハイビジョンデジタルビデオカメラを購入した。
もちろんネットで破格の値段ではあるが。

それにしても今のビデオカメラは素晴らしい。
ハードディスクなしのＳＤカード式にしたのだが、何より軽くて小さい。
ポケットに入ってしまうのである。
もし都心に住んでいたら、電車でいろいろ刺激的な撮影ができただろう。

早速予備のバッテリーと８ＧＢのＳＤカードを購入し、準備万端。

徐々にオプションを増やし、思い出を記録しようではないか。

たまにライブでも使ってやろう。
もちろん個人用だから、俺のアップばかりだが。

NAO/YUKI

古墳

先週末に実家に帰ったが、地元に唯一ある古墳に家族で行ってみた。
なぜ記憶の隅にあったこの古墳に行きたくなったのかは不明だ。
場所がうる覚えであったため、行くのに苦労した。
両親さえ行ったことがない。
ナビで検索しても出てこない。

そんな寂しい古墳だが、前方後円墳二基があり、石棺が一基あった。
しかし、前方後円墳と言ってもただの丘にすぎない。
知らなければそのまま通り過ぎてしまうであろう。
規模が小さすぎるため、地元でもその古墳の話題になることはまずない。

高校１年生の時に、当時付き合っていた女性とのデートはいつもそこだった。
小学校の同級生で、３年生の時から恋を抱いていた。
中学校は別で、たまに陸上部の市内大会で顔を見る程度だった。
それがなぜか、高校１年生の時にいきなり自宅へ電話してデートの約束をした。
その時付き合っていた人と別れたばかりだったと記憶している。
今では信じられないが、当時の俺は中学２年生頃からかなりモテていた。
その女性に付き合いたいと言うと、断られた。
なぜかと聞くと、カッコ良すぎて不安になるからだと言う。
恐ろしいほど人生の絶頂期だった。

そんな女性と付き合いだして、人が滅多に来ず、制服でタバコを吸えたその古墳が俺のお気に入りだった。
結局その女性にはクリスマスデートをする直前に振られた。
性に興味がある年頃。
デートではそんなことばかり要求し拒否された。
そして遂に嫌になってしまったのだろう。

それ以来その女性とは大学生の時に一度偶然駅で出会っただけだ。
再開したその日にまた電話で誘った覚えがある。
当然断られた。もう懲り懲りかと聞くと、そうだと言った。

そんな切ない記憶を思い出してしまった。
失敗できるのが若さなら、失敗できない今はなんて詰まらないのだろう。

NAO/YUKI

偽装

世の中、賞味期限の切れた食品の再利用問題だらけだ。

利益を追求するあまり不正を行なうことはよくあるが、食品・医薬品等で行なってはならないだろう。

人々の健康と安全を不安にさせるような行為。
しかも嘘だらけ。

経営が厳しいのは分かるが、企業努力とはそういうことではないはずだ。

まあ、従業員も不正に怯えながら働いていたのだから、いずれ内部告発があるのは当然だろう。

まだまだ同様の事件は明らかにされそうだ。

NAO/YUKI